解説!エコ用語
地産地消
解説!エコ用語【概要】 地域生産・地域消費の略語で、その地域で生産された様々な生産物をその地域で消費すること。食料においては、新鮮で栄養価が高い食料を消費者に届けられる他、地域農畜産業の活性化、また、フードマイレージ(食料の輸送距離)を小さくすることにもつながり、それらは、輸送にかかるエネルギーを抑え、環境に負荷を与えないことにもつながると言える。 また、近年、エネルギーの分野でも、地域内でエネルギーを生み出し、地域内で消費する「エネルギーの地産地消」の取り組みが、日本各地で行われている。
【藤沢での例】 相模湾に面した藤沢。海岸部分には、片瀬漁港があり、日々新鮮な海産物が収穫されています。藤沢北部では、農畜産業が行われ、豚肉生産量は県内1位、“ふじみのり”という藤沢生まれのぶどうなどもあります。土地にあった様々な種類の野菜などをつくる「少量多品目」な栽培が特徴です。それらは、JAさがみの大型直売所や、湘南藤沢地方卸売市場、漁港での朝市など、様々な場所で手に入れることができます。一方、エネルギーの分野では、藤沢市が今年の2月に、『藤沢市エネルギーの地産地消推進計画』を策定し、再生可能エネルギーの普及とエネルギーの地産地消の推進に取り組んでいます。また、市内には、Fujisawaサスティナブル・スマートタウン(Fujisawa SST)があり、太陽光発電システムや蓄電システムの導入など、省エネ、創エネ、蓄エネの技術を活かした「エネルギーの地産地消」をめざしたまちづくりが進められています。
【関連リンク】 ●江の島片瀬漁業協同組合 ●JAさがみ 米ディハウス くげぬま ●JAさがみ わいわい市藤沢店 ●JAさがみ じものさん ●JAさがみ ごしょみ~な ●藤沢市エネルギーの地産地消推進計画
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