世界水の日
エコ日記1992年12月の国連総会で、毎年3月22日が「世界水の日(World Water Day)」として定められました。
もともと少ない水を繰り返し使い、その水を汚さないために、日々の生活の中で水の使い方を見直し、生活排水をできるだけきれいにして流しましょう。
※生活排水とは、台所・トイレ・風呂・洗濯など日常生活からの排水のこと
~普段なにげなく流しているものが、大切な川や海をこんなに汚しています~
例えば…
使用済み天ぷら油20mlを流した場合、魚がすめる水質にするにはバスタブ(300L)20杯分の水が必要!
川や海の水を汚さない一番の方法は、私たち自身が【汚れた水をそのまま流さない生活】をすることが重要です。ちょっとしたことに気をつけるだけで、大きな効果が期待できます。
【水にやさしいクッキングの工夫】
その1)調理の手順を工夫して、無駄なく水を使いましょう。
その2)調理くずや食べ残しが流れてしまわないように、水切り袋などを使いましょう。
その3)食器や鍋の油汚れは、紙などで拭き取ったり、ヘラでかき取ってから洗いましょう。
その4)米のとぎ汁は、1回目の濃いものだけでも庭の木や畑にまいて利用しましょう。
その5)油は流さず使い切る工夫をしましょう。やむを得ず捨てる場合には、古新聞やボロ布などにしみこませて、生ごみと一緒に捨てましょう。
【水にやさしい暮らしの工夫】
その6)トイレは汚れがひどくなる前に、使用後にこまめに掃除しましょう。
その7)入浴の際は、石鹸、シャンプー、リンスなどを使いすぎないようにしましょう。
その8)お風呂の残り湯を洗濯や掃除に再利用しましょう。
その9)洗濯の洗剤・石鹸は適量を使いましょう(多く使っても洗浄力が高まるわけではありません)。
その10)歯磨きの水はコップで、洗顔には洗面器を使いましょう。