☆環境クリック募金の賛同企業です☆ ―第8回目は「有限会社工匠」のご紹介です―

エコ日記

建物の寿命を延ばし、快適な空間づくりに取り組んでいます

「地球環境にやさしい、快適な生活空間づくり」をモットーに、1995年より、地元藤沢で清掃業、ビルメンテナンス業を営む有限会社工匠(こうしょう)。建物を長くよい状態で使い続けるためには、きちんと維持管理することが大切です。同社業務課の佐藤さんに、環境に配慮しながら建物を長持ちさせるための取り組みについてお話を伺いました。

 

清掃で美観・衛生面を維持

同社では、藤沢市内の公共施設をはじめ、複合施設やホテル、学校など、さまざまな建物の清掃業務を行っています。「コロナ禍の今は消毒業務も増え、美観と衛生面を維持する役割が大きくなっています」と佐藤さん。

 

清掃時に除菌用に使われるのが、電解次亜水(でんかいじあすい)です。塩と水だけでつくられており、人にも建物にも地球環境にもやさしいのが特徴。また、フローリングをきれいに長く保つためには、定期的にワックスを施すこともポイントです。美観を維持し、かつ床材を保護してくれるので、傷や汚れがつきにくく、劣化スピードを遅らせることが可能に。

 

予防保全で建物の機能を維持

建物の機能を維持するためには、故障や劣化が起きてから対症療法的に対応するのではなく、予防保全が重要です。予防保全とは、建物の設備を安全にできるだけ長く稼働させるために、点検、修理、部品交換といった定期的なメンテナンスを保全計画に基づいて行うこと。

 

定期点検で発見された不具合の予兆に対しては、部品交換や調整を実施することで、突発的な故障や製品の買い替えなどを防げます。「予防防保全をすることは建物を長持ちさせ、長期的なコストもおさえられます」と佐藤さん。建物もなんだか人間と似ていますね。

 

省資源・省エネ・リサイクル

清掃現場では、99%再生材のごみ袋を使用。国内の廃プラスチックを再資源化し、ごみ袋としてリサイクルされた製品です。使用することでCO2排出削減や資源の国内循環にも貢献できます。また、業務用ロボット掃除機の導入により、効率化や省エネに加え、人員配置の最適化を実現。さまざまな場面で無駄を減らし、環境負荷の低減を図っています。

 

建物に不具合がなく、清潔な空間は誰にとっても快適です。「環境へも配慮しながら、建物を常に最良の状態で維持していくことを目指しています」と語る佐藤さん。きちんと清掃し、適切なメンテナンス行うことが、建物を長寿命化へと導くキーポイントです。

 

有限会社工匠は環境クリック募金参加企業でもあります。環境クリック募金とは、1クリックあたり5円を、クリックしたあなたに代わって参加企業が寄付してくれる仕組みです。寄付金は市内の環境教育に使われます。

 

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