環境について、こんな言葉を知っていますか? ―「カーボンフットプリント」(2022年1月12日)
エコ日記皆さんは、環境を守るために色々なアプローチがある事をご存知と思います。
プラスチック削減、食べ残しを減らす、資源の再生、再生可能エネルギーの使用…等。
つい先日、藤沢市役所分庁舎1階ロビーにて開催された「令和3年度環境パネル展」でも、市民団体・事業者・大学・行政それぞれが取り組んでいる活動の紹介がありました。
(見逃された方は、エコ日和のWEB版で確認できます。)
<環境パネル展での一コマ>
Aさん:電気自動車買ったから、俺って環境保全に頑張っているよね!
Bさん:ところで、充電する電気はどうしています?
Aさん:太陽光発電の電気使っているよ。
Bさん:すごい!
実は、車は、走行時のCO₂排出だけでなく、走らせるエネルギーを作る過程や自動車の製造、部品の製造、材料の製造過程、さらに自動車の廃棄・リサイクルでも排出されています。
つまり、「原材料の調達」から始まり、「廃棄・リサイクルするとき」までのライフサイクル全体にわたってCO₂排出削減を考慮しなければなりません。
製品のライフサイクル全体を通して排出される温室効果ガスの排出量を
CO₂に換算して、「見える化」する仕組みが「カーボンフットプリント」です。
「見える化」により、事業者と消費者との間で削減努力の理解、コミュニケーションを通じて環境負荷の低減を図ることを目的としています。