☆環境クリック募金の賛同企業です☆ ―第5回目は「株式会社服部商店」のご紹介です―(2021年12月17日)

エコ日記

週末の不用品処分に大助かり。藤沢市民のための「湘南ecoベース」とは?

藤沢市を拠点に、ごみの収集や中間処理、廃棄物のリサイクル事業を行う株式会社服部商店。ぷっくりとしたHATTORIのロゴが付いたごみ収集車を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか?

市内の遠藤に開設した、家庭の不用品を受け入れる積み替え保管施設「湘南ecoベース」が8月より本格稼働しています。どんな施設なのか、湘南ecoベースの西川所長にお話を伺いました。

 

湘南ecoベースって?

引っ越しや断捨離などで、家庭で不用になった家電や大型ごみは早く処分してすっきりしたいもの。とはいえ、引っ越し日までに公共のごみ回収日がないケースや、週末に片づけてしまいたい場合もありますよね。


湘南ecoベースは、藤沢市初の一般廃棄物(家庭の不用品)を受け入れる、積み替え保管の許可施設。年始を除き、土日も休まずオープンしているので、自分の都合のよいときに不用品を持ち込むことができます。なにより、行政の許可を受けた施設なので安心です。


「捨てたいときに捨てられないという地域の声に応え、湘南のeco発信基地(ベース)を目指して開設しました」と西川所長。HATTORIのロゴが掲げられた施設の中は天井が高く、広々としたガレージのような雰囲気です。

利用方法

湘南ecoベースを利用できるのは、藤沢市在住の方。持ち込みには、運転免許証など身分証明書が必要です。持ち込めるものは、家庭で不用になった大型ごみ、不燃ごみ、家電等。生ごみやプラスチック製容器包装は持ち込みNGです。


持ち込みの際には、処分費用として、サイズに応じた持ち込み料金を支払います。たとえば、ゴルフクラブは6本までなら500円、電子レンジは800円、ソファーは1,500円。持ち込みが難しい場合は、自宅への回収サービス(有料)も行っています。

 

持ち込まれたごみはどうなる?

湘南ecoベースに持ち込まれたごみは仕分けされ、適切な処理施設へと運搬。大型ごみや不燃ごみはリサイクルプラザ藤沢で破砕処理、再資源化処理が行われ、紙や洋服といった資源ごみは、服部商店の自社工場であるエコプラザ藤沢で古紙や古布にリサイクルされます。


また、家電のなかでもエアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機は、家電リサイクルの対象品目。家電リサイクル法により、有用な部品や材料のリサイクルが義務付けられています。市では収集、処理ができませんが、湘南ecoベースには持ち込みOK。必要な手続きを適正に行います(リサイクル料金+運搬費+リサイクル券代行手数料が発生)。

 

「今後も廃棄物削減と循環型社会の実現へ向け、質の高いサービスを提供していきたい」と西川所長は意欲的。使えそうなものは買い取ってリユース(再利用)につなげる仕組みを作り、手を加えてより価値の高い製品へと作り変えるアップサイクルにも取り組む予定です。

 

●湘南ecoベース
藤沢市遠藤2020-1 10時~15時 ※年内休まず営業。年明けは1/3より
問い合わせ先
平日 フリーダイヤル 0120(37)5383
土日 TEL.0466(53)8712

 

株式会社服部商店は環境クリック募金参加企業でもあります。環境クリック募金とは、1クリックあたり5円を、クリックしたあなたに代わって参加企業が寄付してくれる仕組みです。寄付金は市内の環境教育に使われます。

 

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