☆環境クリック募金の賛同企業です☆ ―第4回目は「ミネベアミツミ株式会社」のご紹介です―(2021年11月18日)

エコ日記

製品づくりを通して、持続可能で豊かな社会に貢献します

ミネベアミツミ株式会社は、ベアリング(軸受け)等の機械加工品事業、回転機器などの電子機器事業で世界トップクラスのシェアを誇る精密部品メーカー。豊かな社会と持続可能な未来のために、環境貢献型製品の開発や環境保全活動にも取り組んでいます。

 

藤沢市片瀬にある同社藤沢工場の人事総務課小山田統括係長、環境管理室の長谷川さんにお話を伺いました。

 

グリーンプロダクツ認定制度

ミネベアミツミ株式会社は、省エネ、省資源、長寿命といった環境に配慮した製品づくりに力を入れています。2019年からは、特に環境貢献に優れた製品を認定する「グリーンプロダクツ制度」を導入。設計段階から生産・出荷・使用時まで、各段階における環境貢献基準をクリアした製品のみがグリーンプロダクツに認定されます。

 

環境貢献基準とは、たとえば環境に配慮した材料の選定、原材料・副資材の削減、物流のCO2削減、消費電力の削減などです。2029年3月期までに、同社の売上高に占めるグリーンプロダクツの比率を90%以上に高めることを目標に掲げています。

 

脱炭素化への取り組み

藤沢工場では、2016~2017年に省エネ型空調設備への切り替えを行いました。「2020年度の年間電力使用量は、切り替え前の2015年度に比べ50万kWh削減。CO2に換算すると239トンもの排出削減につながりました」と長谷川さん。イメージしやすいように杉の木に換算すると、17,071本分のCO2削減に相当します。※杉の木1本で年間約14キロのCO2を吸収(林野庁算出)

 

夏には節電対策とCO2削減のため、1階南側の窓を覆うようにゴーヤや西洋朝顔を育てています。この緑のカーテンは日差しを遮り、室内の温度上昇を抑える効果に加え、ゴーヤを収穫できるというメリットも。収穫したゴーヤは従業員が持ち帰り、料理に活用しているそうです。省エネ家電への切り替えや緑のカーテンは、家庭でも参考になる取り組みですね。

 

環境美化推進活動

毎年6月と9月には、全従業員による藤沢工場周辺のごみ拾いを実施しています。「就業時間後に行うため、近隣を散歩されている方も多く、お礼の言葉や手伝おうかなどとお声がけをいただくこともあります」と小山田統括係長。従業員の環境美化に対する意識を高め、工場周辺の環境保全や地域貢献に取り組んでいます。

 

環境に配慮したものづくりやその環境活動は、「より良き品を、より早く、より多く、より安く、より賢くつくることで、持続可能かつ地球にやさしく豊かな社会の実現に貢献する」という同社の経営理念にも表われています。

 

ミネベアミツミ株式会社は環境クリック募金参加企業でもあります。環境クリック募金とは、1クリックあたり5円を、クリックしたあなたに代わって参加企業が寄付してくれる仕組みです。寄付金は市内の環境教育に使われます。

 

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ミネベアミツミ株式会社の環境方針

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