COOL CHOICEがさらに進化!! チャレンジ!ゼロカーボンアクション30(2021年10月21日)
エコ日記国は、2020年10月に「2050年カーボンニュートラル」を表明しました。この目標を目指して、ライフスタイル見直しのため国民一人一人が取り組むべき率先活動のリスト化が「ゼロカーボンアクション30」として公表されています。アクションの中には、従来のCOOL CHOICEと重なるものがあり、目的は同じなので、COOL CHOICEの発展形と言えます。
「ゼロカーボンアクション30」には、8つの分野で30個の率先活動があげられています。これは、地域における「暮らし」「社会」分野を中心に、生活者目線での脱炭素社会実現に向けた工程と具体策を示すものですので、これから順に紹介します。
(中には既にCOOL CHOICEで紹介済みのものもあります)
1. 電気等のエネルギーの節約や転換
2. 住居関係
3. 移動関係
4. 食関係
5. 衣類、ファッション関係
6. ごみを減らす
7. 買い物・投資
8. 環境活動
リンク先:「ゼロカーボンアクション30」
https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/topics/20210826-01.html
この中から今月は「6.ごみを減らす」について、ご紹介します。
「ごみを減らす」
①マイバッグ、マイボトル、マイ箸、マイストロー等を使う
プラスチックごみの不適正な処理は生態系にも影響を及ぼします。マイバッグやマイボトル等繰り返し使える製品を持ち歩きましょう。ごみの減量につながるだけでなく、環境を大事にする気持ちを行動で表すこともでき、自分好みのデザインや機能がある製品を選べば、おしゃれを楽しみながらバッグや容器等を使うことができます。使い慣れたものを長く使えば、愛着もわいてくるでしょう。
また、海洋汚染等の環境負荷を軽減し生態系を守ることで、自分たちの生活をプラスチック汚染から守ることができます。
②修理や補修をする(長く大切に使う)
Repair(リペア)とは、ものが壊れた時に修理してできるだけ長く大切につかうこと。古くなったり壊れたりしたものをリペアやリメイクすることはとても大切なことです。時には自分らしいアレンジを加えながら、親から子へ世代を超えて同じものを共有できるなんて素敵ですね。また、すぐものを捨てる習慣からリメイクして大切に使う習慣に変えることで、新しいものを購入するコストも削減できます。
③フリマ・シェアリング(フリマやシェアリング、サブスクリプション等のサービスを活用する)
フリマアプリの利用者は年々増加しています。ものを捨てる時・増やす時、フリーマーケットで売る、シェアリングやサブスクリプション(定額料金による一定期間のサービス・コンテンツ利用等)を利用するという選択肢を持ちましょう。購入・維持費用の節約になる(必要な物を安く手に入れることができる)ことや、自分にとっては不要な物ものでも、それを必要とする他の人に使ってもらうことで廃棄コストがかからないばかりか、収入になることもあります。
④ごみの分別処理(「分ければ資源」を実践する適正な分別、使用済製品・容器包装の回収協力)
リデュース(ごみの発生抑制)、リユース(再使用)、リサイクル(再生利用)の「3R」は、家庭ごみの減量やCO2排出減につながり、回収された資源ごみから梱包資材等日常生活に欠かせないリサイクル製品を作り出すこともできます。また自治体によっては、資源回収への協力による協力金やポイント還元等を受け取ることもできます。
「ゼロカーボンアクション30」の8つの分野の中から「ごみを減らす」ことについての率先活動をお話しました。次回は「電気等のエネルギーの節約や転換」についてご紹介する予定です。
「環境のため」は必ずしも自分を犠牲にすることではなく、衣食住・移動・買い物等、日常生活における脱炭素行動が暮らしにおけるメリットにつながることに共感・関心を持っていただけたでしょうか。
一人一人の小さな「選択」が地球の未来を大きく左右します。「今日から行動しよう!!」