木を切ってみよう!シリーズ:西富の緑地を保全するアズビル株式会社×NPO法人藤沢グリーンスタッフの会
エコ日記
シリーズでお送りしているアズビル(株)とNPO法人藤沢グリーンスタッフの会(以後グリーンスタッフ)による神奈川県藤沢市の西富緑地の保全活動。2019年4月13日(土)に実施され、今回で第14回目を迎えました。
はじめに、グリーンスタッフの吉田さんによる緑地のフィールド観察が行われ、その後、緑地の斜面に生い茂っていたアオキやヤツデを伐採する作業をしました。そしてこの日のメイン作業である、緑地中央の広場の木の間伐と、歩道から緑地へ向かうための丸太を使った階段の修繕作業が行われました。木の間伐では、木がどちらの方向に倒れたいか、またその倒れた先に他の木がないかなどグリーンスタッフの方からのヒントをもとに、参加者が自ら考え、木の伐採が行われました。
まず、ノコギリで倒す方向の手前に切り込みを入れ、その切り込みに向かって切っていくと、徐々に木が傾いていきます。あらかじめロープを木の上部に投げかけ、倒す方向にひっぱることによって、安全に倒すことができます。間伐をすることによって緑地に光が入り、低層で育つ植物たちも増えるので、緑地の多様性に繋がるとのことです。
階段の修繕作業では、踏み台の丸太を埋め込み、違う枝木を杭のように打ち込み固定していきました。
また、参加者の子どもたちには、どんぐりを使った工作教室などが行われ、木漏れ日の中、楽しく工作物を作っていました。
この事業は、アズビル(株)と藤沢市が2011年に締結した緑地保全活動に関する協定によって行われています。藤沢市と緑地保全活動で協定を結ぶのは、民間企業として初。グリーンスタッフの指導のもと、藤沢市が所管する緑地保全活動を行っています。 また、藤沢市みどり保全課では2018年6月に藤沢市生物多様性地域戦略を策定しました。
アズビル(株)は、環境クリック募金参加企業でもあります。環境クリック募金は1クリックあたり5円を、クリックしたあなたに代わって参加企業が寄付してくれる仕組みとなっています。寄付金は、市内の環境教育に使用されます。
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