Fujisawa SSTで“COOL CHOICE”を見て、聞いて、知るイベント開催
エコ日記
Fujisawa サスティナブル・スマートタウン(以下、FSST)は、2014年のグラウンドオープン以来、環境に配慮した暮らしやコミュニティの先進的な事例として国内外からの注目を集め続けています。
そんなFSSTを舞台に、藤沢市の新たな取り組み“COOL CHOICE”(クール チョイス)を知り、学ぶイベントが2日間、全5回にわたり開催され、市内在住や在学の多くのみなさんが参加しました。
日本は、2015年に採択された「パリ協定」に基づき、2030年度の温室効果ガス排出量を2013年度比で26%削減するという目標を掲げています。“COOL CHOICE”とは、この目標達成のために、省エネ・低炭素型の製品・サービス・行動など、地球温暖化対策に資する、あらゆる「賢い選択」をしていこうという取り組みです。
まず、普段の暮らしの中で、具体的にどのようなチョイスができるのかといった内容について、市内で環境啓発活動に携わるNPO法人 地域魅力代表の田中さんから話題提供が行われました。省エネ機器への買い替えチェックの推奨とその際に確認するべき統一省エネルギーラベルの紹介や、家庭における電気の消費の割合で多くを占める照明をLEDランプに替えたときのメリット、宅配便全体のおよそ2割が再配達されているという現状を踏まえ、低炭素物流のためにできるさまざまな工夫などの説明がありました。 各家庭だけではなく、企業として“COOL CHOICE”に取り組む事例として、FSSTという街全体のビジョンやさまざまな仕組みについて、Fujisawa SST マジメント株式会社より詳細な説明が行われました。先ほどの講演でも強調された低炭素物流については、街が物流会社と連携した総合的な物流インフラ「Next Delivery SQUARE(ネクスト デリバリー スクエア)」を実施しており、各宅配会社からの荷物を一括して受け取り、街内を台車や自転車で配達する対応や、再配達を減らすための情報設備といった具体的なアクションの紹介がありました。 その後、実際に街へ出向き、各家庭や街の外周などに取り付けられた太陽光発電パネルや省エネ住宅のモデルハウスなどを、田中さんからのCOOL CHOICEの説明なども受けながら見学しました。
“COOL CHOICE”という、地球環境にも人の暮らしにも関わる賢い選択について学びつつ、地元藤沢が世界に誇る、クールで先進的な街を知る機会にもなりました。
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