夏休み環境講座「早ゆでパスタでおいしいエコ!時短調理で省エネしよう!」が開催されました!
エコ日記
2018年8月10日(金)、村岡公民館にて夏休み環境講座「早ゆでパスタでおいしいエコ!時短調理で省エネしよう!」が開催されました。
藤沢市内在住の小・中学生を中心に14名が参加したこの講座は、(株)日清製粉グループ本社の社員の方を講師に迎え、クイズを交えた講義やパスタを使った調理と試食を通して、楽しみながらおうちでできるエコについて学びました。
初めの講義では、日清製粉グループの紹介の後、クイズを通して料理の中でのエコについて考えました。「小麦を作るところからパスタを食べるまでの工程で、1番エネルギーを使うのは?」というクイズでは、正解の「家で調理をするとき」が発表されると、参加者の多くは驚いた様子を見せていました。 また、「おうちの中でどんなことに気を付けると環境にいいか」を考える時間では、「画期的なアイディアを思いつくことよりも、身近なことで何ができるかを考え、それを実行することが大切」という講師の方の言葉が印象的でした。
講義の後は、いよいよ調理です。使用したのはゆで時間7分の通常のパスタと、ゆで時間3分の断面が風車の形をした早ゆでパスタです。通常のパスタを先にゆで、4分後に早ゆでパスタを同じ鍋に入れる方法で調理し、ゆであがったパスタに違いがあるのかを試食を通して比べました。その結果、出来上がりの違いはほとんどなく、早ゆでパスタも美味しく食べられることがわかりました。 また、パスタソースも温める必要のない、和えるだけのタイプを使用して時短かつ省エネになることを実感しました。さらに、パスタのゆで汁は捨てずにとっておき、お皿を洗うときに活用すると、サポニンという自然由来の界面活性剤の効果で汚れが落ちやすく、節水にもなりました。
初めは遠慮がちな様子にも見えた子どもたちですが、上級生が下級生をサポートしながら、協力して調理していました。 普段の生活の中にも「おいしさ」と「エコ」を両立させることができ、小さな取り組みから環境にいいことにつながることを実感した1日となりました。
関連リンク: ㈱日清製粉グループ本社ホームページ CSR 環境保全