「湘南エコウェーブ~みんなで森を知ろう!」が開催されました!

エコ日記

演習林の川の様子2018年8月1日(水)、「湘南エコウェーブ~みんなで森を知ろう!」が藤沢市亀井野にある日本大学生物資源科学部の演習林で開催されました。

藤沢市・茅ヶ崎市・寒川町の小学生を対象とした同イベントは、今年で7回目の開催となります。講師は、日本大学生物資源科学部森林資源科学科の杉浦克明先生と学生たちで、子どもたちと一緒に演習林に入って森の生き物を観察しながら、森の環境と生き物たちの暮らしがどうつながっているのかといった自然の仕組みを学習することが目的です。 はじめに教室で森と生き物の関係について学んだあと、演習林に向かいました。当日はかなりの暑さでしたが、参加者はみんな帽子をかぶり長袖の服の上から虫除けスプレーをかけ、水筒と虫取り道具持参と装備は万全のようでした。

くち木をわり虫たちを探す実際に森に入ると、木々がつくり出す木陰と小川にそって吹くそよ風のせいか、外よりもずっと涼しく感じました。小川を観察していると、サワガニやヤゴ、トンボ、川エビ、アメンボなどを見つけることができました。河原の石や朽木をひっくり返し、冷たい水に触りながら生き物を探す子どもたちはとても楽しそうでした。 また、林ではスコップなどで朽木を割ったり堆肥を手で掘り返したりして、中にいる虫たちを探しました。ここでは一緒に参加していたお父さんたちが活躍し、宝箱を開けるように朽木を砕いて中からクワガタムシやカブトムシ、カミキリムシの幼虫などを見つけ出すことができました。参加した子どもたちは、日本大学の学生をお兄さんお姉さんの様に慕って、虫や森に関する様々な質問をしていました。学生も、子どもたちにやさしく接し、森の見方や楽しみ方を伝えてくれました。 正午前、非常に好評な中でイベントは終了しました。

演習林で保護者や友達と一緒に生き物と触れ合った経験は、子どもたちにとって貴重なものになったのではないでしょうか。

 

関連リンク: 湘南エコウェーブ 日本大学生物資源科学部 日本大学 演習林

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