第19回遠藤あじさいまつり~平成30年度地域環境美化功績者環境大臣賞受賞

エコ日記

2018年6月17日(日)、藤沢市遠藤小出川沿いの「花とせせらぎの道」で、第19回遠藤あじさいまつりが開催されました。

この催しを主催したのは、あじさいや川の環境を管理する活動をしている「遠藤あじさいの会」の方々です。この会の活動の特徴は、会員それぞれが「オーナー」としてあじさい一株を受け持ち、水や肥料やり、草取りなどの手入れなど責任を持って行うという仕組みです。花の横にはそれぞれのオーナーの名前が書かれたプレートが置かれています。一家族で活動を引き継ぐなどして、親子三代であじさいをお世話している会員もいるそうです。

この会の活動が評価され、会長の渡辺重雄さんは「平成30年度地域環境美化功績者」として環境大臣賞を受賞されました。渡辺さんによれば、かつて小出川の周辺はごみの不法投棄が多く、川の水は汚れ、草も生え放題の状態でしたが、大型道路が近くに開通するのを機に、自分たちの暮らす地域環境を良くしたいとの思いで、当時の生活環境協議会の参加者に呼びかけをはじめたそうです。その後、独立した会となり、現在では約500名の遠藤地区の住民が会員となって活動しています。

また当日は、飲食の出店やあじさいの苗・竹炭の加工品の販売などのほか、おそろいの浴衣を着た女性会員の方々による遠藤あじさい音頭や遠藤ささら踊り、子ども太鼓の演奏などが行われました。お祭りの雰囲気を楽しみつつ、若い家族連れから高齢者まで、幅広い層の市民の方々が、川沿いに咲き誇るあじさいを眺めて楽しんでいる様子でした。

遠藤あじさいまつりは来年には20回目を控え、近年では遠方からの参加者も増えつつあるということです。これからも地域の方々が見守るきれいなあじさいを期待したいですね。

 

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