藤沢市地球温暖化対策地域協議会主催「第7回近隣大学生との意見交換会」が開催されました!

エコ日記

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学生たちの発表の様子環境省の登録団体である藤沢市地球温暖化対策地域協議会主催による、同協議会メンバーと藤沢市の大学の学生たちとの意見交換会が開催されました。

学生による研究発表や、ディベート方式による討論などが行われ、地域で環境活動を行っている市民と未来を担う学生たちとの貴重な交流の場になりました。 今年で、7年目を迎える「近隣大学生との意見交換会」。藤沢市内にキャンパスを置く、慶應義塾大学、湘南工科大学、多摩大学、日本大学の学生たちが参加し開催されました。まずは、学生たちの環境に関する研究発表が行われました。 慶應義塾大学の学生による発表最初は、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスの学生による、学生が使う交通バスの環境性能についての比較研究。ガソリン車から燃料電池車(FCV)や電気自動車(EV)に移行した場合、環境負荷がどのように変わるか(走行時や燃料製造から出るCO2排出量や大気汚染など)という比較が、分かりやすい数値とともに発表されました。

湘南工科大学宇郷研究室の皆さんによる発表次に、湘南工科大学宇郷研究室による、HEMS※制御導入による省エネ効果の研究発表が行われました。実際に、HEMS制御を導入したときの各家電の省エネ効果と、HEMS制御自体の消費電力量を差し引いた数値と、それによるHEMSの改善点を指摘した発表となっていました。 (※HEMS:Home Energy Management Systemの略。家電等のエネルギーを制御するための管理システム)

日本大学のサークル森友のメンバーによる発表三番目は、日本大学生物資源科学部のサークル森友による、東京都三宅島の植樹活動についての発表が行われました。噴火を繰り返す三宅島での植樹活動の様子や、地域の自然活動団体との関わりなどが、写真などもまじえて発表されました。 多摩大学のサークルECO多摩による発表最後は、多摩大学グローバルスタディーズ学部のサークルECO多摩による、スポーツごみ拾いについての発表。全国的に広がっている、スポーツとして行うごみ拾いを、同大学学園祭で実施した時の様子が発表されました。(※関連記事:ゴミ拾いはスポーツだ!多摩大学大学祭でスポーツGOMI拾い実施!) ディベートの様子各校の、とてもよく研究された発表や、実際に活動している環境活動などに対して、協議会メンバーから多くの質問が出されました。学生による研究発表のあとは、協議会メンバーもまじえてディベートが行われました。

今年で2回目となるディベート企画、今回のテーマは、「車社会は私たちの未来を豊かにするか」。学生や協議会メンバーがそれぞれ、楽観的立場と悲観的立場に分かれ活発な議論が行われました。学生たちの環境についての知識の高さや、協議会メンバーの市民目線での社会への思いなど、様々な意見が出され、お互いにとって、とても貴重な時間となりました。

藤沢市地球温暖化対策地域協議会は市民、事業者、行政が協力して、地球温暖化防止に向けた活動を推進する目的で、平成16年に設置され、環境省に登録されている団体です。

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