第3回藤沢せっけんまつりが開催されました!

エコ日記

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「第3回藤沢せっけんまつり」が2015年7月11日(土)フジサワ名店ビルで開催されました。

主催の藤沢市せっけん推進協議会による「こねこねせっけんづくり」「バスボムづくり」コーナーや、各せっけんメーカーや、化粧品メーカーによる商品販売や、試供品の配布、調理施設等の洗浄にせっけんを使っているパン屋さんや惣菜屋さんによる、パンやお弁当の販売などが行われていました。 今回初出店の本宮石鹸工業所の「サンターレッド」は、なんと大豆からできているせっけん。醤油を生成する過程で生まれる油をまるごと使った無添加純石鹸。成分そのまま全て使って製法することによって、安定し、腐敗しにくいせっけんになるそうです。「醤油をつくる過程でできた油だから、バージンオイル。お姫様のような油なんです。そして豆は命、死にたくないから、抗菌作用があるんですよ」と三代目の本宮さんは話してくれました。

香ばしい香り、天然素材のやさしい赤色をしたサンダ―レッド創業大正14年の老舗、創業当時は、洗濯板用の石鹸を販売、その後、クリーニング用の業務用石鹸の販売にシフト。当時、クリーニング業界は、手アイロンだったので、洗濯後シワになりにくい石鹸は重宝されたそうです。そして、1970年代にはじまった「せっけん運動」を機に再度、家庭用のせっけんを販売しだしたそうです。パッケージは、すべて紙製、クリーニング業界向け時のデザインをそのままに、レトロでシンプルな包装がとても印象的。サーモンピンクの粉は、ほのかに香ばしい香りがし、自然そのものの質感があるせっけんです。そして何より、無添加ゆえに洗浄力抜群、どんなものにも使えるオールラウンダ―とのこと。 他にも、シャボン玉石けん(株)、エスケー石鹸(株)、太陽油脂(株)、NPO川崎市民石けんプラントなど、各せっけんメーカーが出展していました。自然環境・生物(わたしたち人間)に安全なせっけんが見直されるよう、日々様々なところで活動している「藤沢市せっけん推進協議会」。

とても楽しい雰囲気の中、参加者の心にその思いが届いたのではないかなと思った一日でした。

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●藤沢市せっけん推進協議会 1981年「藤沢市洗剤対策協議会」として発足し、その後「藤沢市石けん推進協議会」、現在の「藤沢市せっけん推進協議会」となって精力的に活動を継続させている市民団体です。同協議会の活動により、藤沢市の全学校給食施設では、調理機器や床の洗浄に1986年より“せっけん”が使用されています。その他、引地川、境川などの合成界面活性剤の濃度の調査なども行っています。「いのちを守るため、自然を守るため、せっけんの良さを皆さんに知ってもらいたい」と藤沢市を中心に周辺各地で活動しています。

 

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