5/31日（土）にリサイクルプラザ藤沢で環境啓発イベントが開催され、商品プラスチックリユース事業、草木染め体験教室、紙すき体験教室、ゴーヤ、フウセンカズラの苗配布が行われました。リサイクルの啓発を目的としたこの施設では、様々な環境啓発イベントを行っています。今年４月にオープンして以来、初の大きなイベントということもあり、多くの来場者で賑わっていました。

商品プラスチックリユース事業は、2012年度から資源品目として新たに加えた「商品プラスチック」について、回収したものの中から損傷が少なく、使用可能なものを洗浄・消毒した上で必要な人に再利用してもらい、資源の有効利用を図るものです。環境基金に寄付（1個につき100円以上）していただくと、衣装ケースなどの商品プラスチックをお持ち帰り頂けるリサイクル企画です。

●身近な野菜や植物で草木染め

身近にある野菜の皮や植物を使って草木染めを行うイベントでした。自分だけのハンカチとエコバックをお持ち帰りできるこの企画は、お子様からご高齢の方まで多くの方に参加していただけました。草木染めは、化学染料を使わずに自然のものを使って行うので、とても環境にやさしい取り組みです。

●牛乳パックからハガキを作ろう！

牛乳パックから取り出したパルプ素材を紙すきでハガキを作ります。ご家庭にある物でもできる身近なリサイクルと言えるでしょう。子供達が、自分の作ったハガキを喜んで持って帰る姿はとても印象的でした。

●ゴーヤの苗配布

藤沢市では省エネ効果のあるグリーンカーテンの設置を補助金支給や種の配布などを通して後押ししています。今回のイベントではゴーヤと風船かずらの苗合計100個を無料で配布していました。この苗はリサイクルプラザ藤沢で種から育てたもので、各家庭でのグリーンカーテン設置につなげてもらうことが狙いとのことでした。 今回のリサイクルプラザ藤沢のイベントのように、様々な方にリサイクルの仕組みを理解してもらい、さらには楽しんでいただける企画は今後も継続していってほしいです。このように、住民の方々と共に環境啓発ができるのは職員にとってもとても喜ばしいことです。