未来がつまった藤沢の環境フェア!「自然ある未来へ!藤沢Eco2まつり~第18回ふじさわ環境フェア」リポート1

エコ日記

2013eco0

2013eco5

先着300名様にエコバックがプレゼントされました

第18回目を迎えた“ふじさわ環境フェア”-。今回は、「自然ある未来へ!藤沢Eco2まつり~第18回ふじさわ環境フェア」と題して、環境フェア初の明治市民センターでの開催となりました。快晴の2013年11月23日、会場には約2,700人来場者があり、藤沢市の環境に関わる市民団体、企業、大学、行政など様々な団体の日頃の活動や取り組みが紹介されていました。展示ブースの様子や各種イベントを写真中心に紹介します。まずリポート1では、オープニングセレモニーやmini環境クイズ王決定戦、学習会や同時開催された藤沢市生活環境連絡協議会市民大会の様子、工作やワークショップの様子を掲載します。

2013eco5

「市長に勝つぞ!じゃんけんぽん大会」にはカワセミ君も参加

 

●オープニングセレモニー

昨年から実施されているオープニングセレモニー。今年も同フェア協賛でもある株式会社カネダの金田さんの元気な司会により行われました。明治地区を拠点に活動する、「湘南辻堂FAIRIES POP」と「ファンキッズ辻堂」によるダンスや、「市長に勝つぞ!じゃんけんポン大会」などが行われ会場には多くの子どもたちが詰めかけました。セレモニーの後は、湘南エコウェーブオリジナルのエコバックが先着300名にプレゼントされました。配布場所の本部は大盛況でした。

2013eco5

毎年恒例の環境miniクイズ王決定戦の様子

 

●mini環境クイズ王決定戦

こちらも、毎年恒例となってきた環境クイズ王決定戦。2回にわたって行われた大会では、トータル160名の参加者が集まりました。モニターに映された環境についてのクイズを○×方式で答えていくもの。参加した子どもたちの正解率が高く、接戦に次ぐ接戦で会場は熱気に包まれていました。子どもたちのエコの知識は確実に近年上がってきているように感じました。未来を描く彼ら彼女のこれからがとても楽しみですね。

2013eco5

多くの子どもたちが参加していました

 

●クイズ・スタンプラリー抽選会

各展示ブースが出題する様々なエコに関するクイズに答えると参加賞がもらえ、さらに会場にあるスタンプを集めて参加できる抽選会では、景品がゲットできました。当初、健康プラザ内で行われる予定でしたが、あまりの天気の良さに土打公園側のステージで開催されました。こちらにも、たくさんの子どもたちが参加していました。

2013eco5

 

●学習会や同時開催された藤沢市生活環境連絡協議会市民大会

事務棟2階では、藤沢市放射能測定器運営協議会による学習会「街をてらす市民と行政の新エネルギー事業-宝塚市の取り組み-」が行われました。講師には宝塚市環境部環境室新エネルギー推進課の政処さん。行政と市民が協力し合いできた市民発電所の建設、そこに至るまでの経緯などについてお話がありました。また、事務棟4階ホールでは藤沢市生活環境連絡協議会の市民大会が開催されました。第1部では、生活環境に貢献した市内各地区の個人、団体への感謝状の贈呈、「藤沢市美化・リサイクル推進ポスター」入選者の表彰式、そして大会宣言の朗読が行われました。第2部では、善行地区による環境美化への取り組み事例の発表と映画「皇帝ペンギン」の上映会が行われました。

2013eco5

会場は多くの人で賑わっていました

 

●ブース展示や工作、ワークショップ!

市民活動団体や企業による工作やワークショップが様々なブースで行われていました。今年は、例年よりも一段と参加者が多かったように思います。実際に、手に触れて何かを作ってみることで、環境への興味がより一層湧いたのではないでしょうか。

 

「キッチンは実験室」

2013eco5

ブース展示では、節電家族という体験型の展示が行われていました。また、事務棟調理室では、ジャガイモに、うがい薬をつけたり、ぶどうジュースにレモン汁をつけたりして色の変化を実験するワークショップ「キッチンは実験室」が行われていました。環境カウンセラーは、環境省が認定した環境保全に関する専門的知識があり、市民や事業者の環境保全活動に対するカウンセリングを行う団体です。

 

太陽光発電おまかせ隊(株式会社トレシス)

2013eco5

太陽光発電、蓄電池などの展示や説明が行われていました。トレシスは太陽光発電やオール電化などのエコロジー機器の販売を行っている会社です。機器についての相談もできました。

 

いすゞ自動車株式会社 藤沢工場

2013eco5

環境への取り組みについての子どもでも分かりやすい、かわいいイラスト風の大きなパネル展示や、スタンプを押して作るオリジナルのエコバック作りも行われていました。

 

メルテック株式会社

2013eco5

焼却灰を原料とした高温溶解による人工砕石や希少金属(金、銀、銅など)の分離回収に関するパネル展示や製品展示がありました。藤沢市から出た年間3500トンの焼却灰をスラグなどに変えています。そのリサイクル率は約85%。

 

株式会社カネダ

2013eco5

今年のふじさわ環境フェアの協賛企業である株式会社カネダでは、ペットボトルキャップの回収ボックスの設置や、環境にやさしい商品の紹介、産業廃棄物がリサイクルされるまでの流れのパネル展示がありました。

 

(有)服部商店

2013eco5

再生ペレットで作った板にペットボトルキャップをはめて絵をつくるゲームは子どもたちに大人気でした。その他、同じく再生ペレットからできた医療廃棄ボックスやゴミ収集ボックスなどの製品紹介がありました。再生ペレットは藤沢市で回収された商品プラスチックなどを粉末処理してできています。

 

中央電気工業株式会社

2013eco5

焼却灰を溶融処理した後の溶融メタルと溶融スラグの実物展示がありました。

溶融スラグとは、廃棄物の焼却灰等を高温で溶融したものを冷却し、固化させたもので、土木資材や路盤材、護岸材などに使用されています。

 

藤沢小学校生ごみ堆肥化事業運営協議会

2013eco5

藤沢小学校の給食生ごみと近隣地域住民の家庭生ごみを業務用生ごみ処理機をつかって堆肥化する事業を行っている協議会です。環境フェアでは、サンプル堆肥の無料配布や活動の様子をパネルで紹介していました。

 

藤沢市地球温暖化対策地域協議会

2013eco5

太陽光発電模型の実験に子どもたちは皆興味津々の様子でした。この協議会は、平成16年に発足し、自然エネルギーの利用促進や、環境教育、地球温暖化対策に関する事業の実施などを行っています。活動の様子が写真などによって紹介されていました。

 

藤沢メダカの学校をつくる会・同PTA

2013eco5

藤沢メダカの展示や、藤沢メダカのふるさとはす池の調査報告等のパネル展示がありました。藤沢メダカは、1995年に発見された固有の遺伝子を持った市内在来野生メダカです。市内小中学校や様々な場所で藤沢メダカを通して生物教育を行っている団体です。

 

新江ノ島水族館

2013eco5

「えのすいECO」や「えのすいECOデ―」についてのパネル展示や水族館の紹介が行われていました。「えのすいECOデ―」は毎月第3日曜日に開催されているイベントで“裸足で歩ける海岸”を目指し、ビーチクリーンやフリーマーケットが行われています。

 

東京ガス(株)神奈川西支店

2013eco5

「エネファーム」の仕組みの紹介や「W発電」についてのパネル展示がありました。また、東京ガスでは「エコ・クッキング」という4Rを意識し節水や生ごみをなるべく出さないで調理する料理教室も開催しています。

 

環境経済NPOパシフィックエコサービス

2013eco5

季節ごとに食べられる野菜や果物の絵の「旬」が覚えられるカードゲームや、ベランダミニ太陽光発電や環境に関する製品の紹介がありました。また、気温上昇により海面が上昇した場合の地図などもありました。

 

日本大学 地域環境保全学研究室

2013eco5

河川農業モニタリングやコケを使った屋上緑化についてなど、大学での研究内容のパネル展示がありました。 漂着物を楽しむ写真の会会員が撮った海岸漂着物の写真の展示や、色んな写真の中から海岸漂着物の写真を探すゲームなどがありました。漂着物には、貝殻や海草、魚や、石や陶磁器、空き缶など様々。私たちや、遠いところに住んでいる人たちの生活の断片が流れ着いていることがわかりました。

 

新日本婦人の会 藤沢支部

2013eco5

大気汚染、食の安全に関する大切なデータのパネル展示がありました。またご飯についてのパネルには「ご飯ダイエット」「ご飯食は体脂肪になりにくい」など、興味深い数値がたくさん紹介されていました。

  • エコライフチェック
  • 環境クリック募金
  • 藤沢市<br>COOL CHOICE

関連リンク