未来がつまった藤沢の環境フェア!-「自然ある未来へ!藤沢Eco2まつり~第18回ふじさわ環境フェア」リポート2
エコ日記●ブース紹介の続き
藤沢環境運動市民連絡会議(藤沢エコネット)
藤沢市の大気汚染調査、NO2測定のマップや、プランターとコンテナーを使った生ごみエコ堆肥の作り方についての展示、実際の生ごみ堆肥の製品などが紹介されていました。
藤沢市放射能測定器運営協議会
放射能測定の経過に関する展示がありました。また、会議室では学習会「街をてらす市民と行政の新エネルギー事業‐宝塚市の取り組み-」を開催していました。(レポート①に記述あり)
神奈川県地球温暖化防止活動推進員湘南グループ
温暖化による地球環境の変化に関するパネルや、環境クイズのパネル展示などがありました。
川名自然フォーラム
藤沢の三大谷戸の一つである川名清水谷戸の自然を守るため様々なフォーラムの開催などを行っている団体。同谷戸の紹介や、落葉を使ったワークショップは大人気でした。
神奈川県地球温暖化防止活動推進センター
藤沢市と茅ヶ崎市の最高気温の変化をあらわした表や、省エネチャレンジシートなどが展示されていました。
(神奈川県環境計画課)
マイアジェンダ登録の節電バージョン「私の節電チャレンジ宣言」という節電に関するチェック項目を埋めて、自分の節電レベルを知ることのできるキャンペーンが行われていました。その他、家庭での消費電力や今すぐできる節電アクションに関するパネル展示がされていました。
藤沢市 公園みどり課
「藤沢市ビオトープネットワーク基本計画」、「藤沢市みどり基金」、「建物緑化事業」についてなどのパネル展示がされていました。
藤沢市 下水道業務課
下水道の役割と仕組みについてのパネル展示がありました。
藤沢市 環境保全課
藤沢市の大気や水質ついてのパネル展示や、本物のスズメバチの巣が展示されていました。
湘南エコウェーブ
節電生活の紹介や、湘南エコウェーブが主催している「森」についてのイベントや、電気自動車の仕組みについてのパネルなどがありました。
(特非)藤沢グリーンスタッフの会
市内各地にある緑地の保全活動をしている藤沢グリーンスタッフの会、通称FGS。日頃の活動の紹介や、どんぐりを使ったコマ作りや、人形作りのワークショップや藤沢のみどりについてのメッセージを葉っぱ型の紙に書いてパネルに貼りつける催しなども行われていました。
藤沢市せっけん推進協議会
1981年「藤沢市洗剤対策協議会」として発足し、現在「藤沢市せっけん推進協議会」となり精力的に活動を継続させている市民団体。当日は、せっけんと洗剤についてのパネル展示、せっけんサンプルの配布や「こねこねせっけん作り」のワークショップが行われ子どもたちに大人気でした。
(株)クリーンベンチャー21
工作教室「ソーラーカーをつくろう」には多くの子どもたちが参加していました。みんな真剣な眼差しでソーラーカーを作っていました。その他、太陽光発電システムの仕組みついてのパネルがありました。
神奈川野生動物救護連絡会
「トンビにあぶらあげとられるな!~知って防ぐトビとのトラブル~」をテーマに、トビ等の地域の野生動物との良い関係を回復するための普及啓発展示がありました。
●屋外ブース
株式会社 鈴徳 藤沢営業所、藤沢市 環境総務課
「小型家電リサイクル法」に基づく小型家電の無料回収と周知が行われていました。
藤沢市 環境事業センター
毎度恒例になってきた商品プラスチックのリユース販売がされていました。(売上は環境基金へ寄付されます)
また、豚汁やポップコーンの販売やゲームが行われ賑わっていました。
藤沢市資源回収協同組合
こちらも恒例のペットボトルのふたつかみ取りゲームが行われていました。取った数によってたくさんのブルートレインのトイレットペーパーをゲットできました。
湘南建設組合
包丁研ぎの体験ができました。その他、手作り石けんや、木製イスの販売が行われていました。
まや製作所
家庭から出る、雑排水に含まれる油をカットする「油カット君」の紹介や実演、販売。その他、廃油で作った「廃油せっけん」などがありました。
日本ソーラークッキング協会
ソーラークッカーの展示、実演や便利で面白いソーラーグッズの展示が行われていました。ソーラークッカーでつくったポップコーンの配布もしていました。
漂着物を楽しむみんなの会
海岸で採集した漂着物を使って動物や貝殻アートを作るワークショップが行われていました。様々な形の貝殻から選んで作るアート作品たち。ブースは、子どもたちで賑わっていました。
●地産地消コーナー
カノカロ湘南スクィーズ
藤沢産しょうがを使用したカノカロオリジナルのジンジャ―シロップ、炭火焼ソーセージや、フルーティなドリンクなどが販売されていました。
特定非営利活動法人
地域魅力藤沢産の小麦からつくった地粉麺と、藤沢産の豚肉やお野菜を炒めた藤沢炒麺の販売が行われていました。
インドレストランJoy&Moni’s
藤沢産野菜を使ったインド料理(湘南ベジバーグ串、インドめし、ナンドッグなど)の販売。牛すじスープは絶品でした。
(社福)光友会 神奈川ワークショップ
クッキーやパウンドケーキなどの焼き菓子や菓子パンの販売の他、藤沢名物の「かわうそサブレ」の販売がされていました。
岩手・宮城・福島観光物産プラザ
東日本大震災の被災地復興を支援する「岩手・宮城・福島観光物産プラザ」による特産物の販売がされていました。
●縄文海進展示
現在よりも平均気温が2度高かった縄文時代(6000年前)や、1万年前、2万年前の海岸線がわかる大きな地図が会場に広げられていました。縄文時代の海岸線は、だいぶ現在の陸側が浸水していたことがわかります。2度上がるだけで、だいぶ様子は変わってしまうのですね。
●エコワット無料貸出
エコワットの無料貸し出しも行われていました。エコワットは、コンセントに差し込んで家電製品をつなぐと使用電力量・CO2排出量・電気料金などが表示される簡易型電力量表示器です。電気を必要以上に使いすぎていないかチェックできる便利なグッズです。
●これからの未来へ!
市民、企業、学校、行政と様々な立場で環境について考え行動している人たちが集まる“ふじさわ環境フェア”。今年は、藤沢市民会館から明治市民センターに場所を移しての開催でしたが、天候にも恵まれ多くの人が集まり、また参加団体は、自然やエネルギー、様々な環境に関する情報や思いを発信していました。
環境とは、正確に言えば人間にとって暮らしやすい環境のことだと思います。それには、キレイな空気、豊かな自然、多種多様な生物、そしてそれに配慮しながらも必要なエネルギー。藤沢には、それらを守る人たち、そして配慮しながらも発展すべく日々開発をしている人たちが多くいます。色んな選択肢がある中で、何を選ぶかは消費者である私たち。少しでも持続可能な社会になるように日々の生活に目を向けていきたいですね。