商品プラスチックのリユースが大人気!環境事業センターレポート②「商品プラスチック分別収集」
エコ日記藤沢市では、3R(リデュース、リユース、リサイクル)を推進するため、平成24年4月より「商品プラスチック」について回収したものの中で損傷が少なく使用可能なものを、必要な人に再利用してもらうリユース事業を始めました。本年度においては、市民ニーズ等の調査の一環として、廉価での販売(環境基金への寄付)を藤沢市民まつり、御所見文化祭で行われました。12月15日(土)[10:00-15:30]に藤沢市民会館で開催される「あついぜ!藤沢Eco2祭り2012~第17回ふじさわ環境フェア~」でも実施される予定です。
10月27日(土)に開催された御所見文化祭では、約100点の商品プラスチックの販売が行われました。かわせみ君もかけつけてリユースを呼び掛け午前9時から始まった同イベントですが、正午過ぎには、完売状態と好評な様子でした。ここで販売された再使用可能な商品プラスチックは、環境事業センターの職員が一つ一つ、洗浄、殺菌、消毒したもので、見た目はほぼ新品同様の商品として生まれ変わっていました。
回収された「商品プラスチック」でそのままリユースできないものに関しては、中間処理施設に行き、破砕処理され再生ペレット※となり、医療廃棄ボックスや擬木製品、コンテナなどに生まれかわります。
※プラスチックを粉砕機にかけた粉砕材のこと
毎月40~60点のリユース可能な「商品プラスチック」が回収されるそうです。また、そのまま再利用できないものも上記の通り、再生製品へと生まれ変わっています。市民の方々の分別があってこそできる今回の事例は、藤沢市民のエコへの関心が高いことが伝わってきます。「捨てればごみ!分ければ資源!」限られた資源を大切にしていきたいですね。