麦と大豆のなかよし畑立春大吉大豆収穫祭 in tvk

エコ日記

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大豆に関わる人たちが神奈川各地から大集合。2月5日、今年も「立春大吉大豆収穫祭」がtvk(テレビ神奈川)本社1階ヨコハマNEWSハーバーで開催されました。同イベント主催のNPO法人大豆100粒運動を支える会は、小学校で大豆を育てる活動をしています。今年度は、神奈川県内103校の生徒たちが大豆100粒運動に参加したそうです。イベントでは、大豆に関わるさまざまな商品の販売や、大豆を育てている小学生たちの発表、ミニライブなどが行われました。今回は、大豆を通して命の大切さ、そして食のあり方を伝えている「立春大吉大豆収穫祭」の様子を紹介します。

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会場には、津久井在来大豆(※1)を使った豆腐(とうふ工房とちぎや)の販売や、大豆の種まきから収穫~味噌仕込みの体験をする「大豆レボリューション」という活動を全国でしているNPO法人トージバのブース、味噌を使ったクッキーや、豆腐作り体験が出来るコーナーがありました。豆乳の試飲や、大豆の試食を各ブースで頂いていると、気付けば体が元気になってきて会場は笑顔で溢れていました。

(※1、相模原市津久井地域(旧津久井郡津久井町)で作られている大豆。2006年の合併により津久井郡消滅をきっかけに、かつて大量に生産されていた大豆の復活により「津久井」の名前を残そうと運動が始まった。)

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その他には、地粉を使用した手打ちうどん体験や、さがみ地粉の会による藤沢産小麦の乾麺の販売、石臼挽き体験、地粉から作ったパンの販売がありました。なぜ「大豆」のイベントで「小麦」なのでしょうか。それは、大豆を育てた畑で小麦を作ると、お互いに土の環境が良いそうです。さがみ地粉の会は、主に藤沢市の遊休農地を使って小麦を栽培していて、同市内の小学生と収穫体験を実施するなど、食育にも積極的に取り組んでいます。地産地消の促進に加え、地域の子どもたちへの食育講座等、大豆100粒運動と繋がる部分がたくさんある会だといえるでしょう。

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ステージでは、大豆100粒運動に参加している小学校の生徒たちが、自分たちの体験した大豆収穫までの様子を紙芝居や劇にして発表していました。また、tvkの昼番組「ハマランチョ」でお馴染みのテミヤンさんによるライブや、大豆100粒運動のテーマソング「だいず大好き!~大豆100粒のうた~」をみんなで歌ったりと、素敵なライブが行われました。

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NPO法人大豆100粒運動を支える会の会長であり、料理研究家である辰巳芳子さんは「大豆はいろいろなものになります。それは命の手応えを感じることに繋がり、そして、それは人生のあらゆる局面の役に立つと思います。」と話していました。会場内には、小学生たちが描いた大豆の絵がたくさん展示されていました。大豆を通して、「食」、「生活」、「生きる」ということを考え直させられる大豆100粒運動、今後も小麦となかよく豊かに実っていき、私たちの体を元気にしてくれることでしょう。

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関連リンク;  ●NPO法人大豆100粒運動を支える会NPO法人トージバ大豆レボリューションとうふ工房とちぎや

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