地元で遊ぶも一つのエコ!エコなものの大集合~県立辻堂海浜公園「春の公園まつり」

エコ日記

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太陽が真上に来るようになった5月15、16日の週末に、県立辻堂海浜公園で、「春の公園まつり」が開催されました。

当日、藤沢最大級のこの公園では、フリーマーケットや、市内店舗の模擬店や野菜などの直売、フラダンスやヒップホップダンスのショーや、ジャズの演奏会などが行われ、たくさんの人で溢れていました。他にも、藤沢市制70周年記念イベントとして、電気自動車の展示と同乗体験や、湘南エコ堆肥の販売や藤沢炒麺の出店と、エコな企画もたくさんありました。潮風にヤシが揺らぎ、青空が広がった当日の様子をエコの観点から紹介いたします。

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広場はリサイクルフリーマーケットの出店者で埋めつくされていました。要らなくなったモノを、欲しい人のもとへ、この循環はまさにエコ。服や家具、小物やアクセサリーと出し物はさまざま。全部まわって見るのは大変なほど、参加者は多く会場は賑わっていました。使えるものを使っていくことが、もしかしたら一番のエコかもしれませんね。

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市制70 周年記念イベントとして参加していたのは、「湘南エコ堆肥」。家畜ふんや食品残渣(ざんさ)、せんてい枝を原材料とした環境にやさしい有機堆肥で、湘南エコセンター(藤沢市有機質資源再生センタ-)で作られているそうです。この堆肥を使用した農家のキャベツが、藤沢市園芸まつり農産物品評会において神奈川県知事賞と品評会会長賞を受賞するなど、環境にも野菜にもとっても良い堆肥。虫の発生もなく、臭いがまったくないみたいです。当日は20kgのパックが、お祭り価格でなんと200円で売っていました。普段は、JAさがみ藤沢南営農センター(湘南台)、緑化流通センター(宮原)で購入することができるそうです。価格315円とそれでも安い。循環して私たちのもとに戻ってきて、品質も良いとは、文句のつけようがないですね。

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藤沢のエコな場所に、よくいるのは、電気自動車の「ジラソーレ」と湘南エコウェーブの「湘南EV(電気自動車)」。この日も試乗ができ、昼過ぎには長い行列ができていました。さんさんと照りつける太陽の下で走る電気自動車は、さぞかし気持ちがよさそう。今年の秋には、「湘南EV(電気自動車)」と同型車両の一般販売が行われるそうです。すでに市内には、電気自動車用の急速充電器が設置してあるガソリンスタンドもできてきました。早く、湘南の町に電気自動車が走る様子をみたいですね。

賑わいをみせていたのは、JAさがみの直売所。採れたてフレッシュな野菜たちが、直売ならではのリーズナブルお値段で購入できるとあって、「春の公園まつり」の目玉の一つとなっているみたいです。大根に、かぶ、キャベツなどを求めに長蛇の列ができていました。今年からは、花や苗の販売も始めたそうで、「今年からだから、まだ定着していないけど、野菜と同様に、何年か出していれば人気がでるはず。」とJAのおじさんが話していました。「良いものしか持ってきてないから」と話す生産者から直接買えるのは、やっぱり良いですね。

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特設ステージでは、市内のフラダンスや、ヒップホップのダンススクール生によるショーケースや、湘南ジャズフェスティバルによる潮風コンサートが行われていました。(詳しくはレポート写真をみてください)模擬店には、かさい珈琲や、寅そば、湘南カレーパンなど、藤沢市内の出店が立ち並んでいました。その中でも、もっとも行列を伸ばしていたのは、「藤沢炒麺(ふじさわちゃーめん)」。昼には常時50人ほどが並んでいました。「藤沢炒麺」は、藤沢産の小麦から作った麺と、具のお肉(やまゆりポーク)や、お野菜も藤沢産の地産地消グルメ。エコ食の幟をかかげてこの日は販売していました。

沢山の人が集まっていた、辻堂海浜公園。地元で遊ぶこと自体がエコの一つと言えるかもしれません。これから夏シーズンを迎える藤沢、エコで楽しいイベントは、案外身近にもたくさんありますね。

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