無料で利用できる電気自動車用の急速充電器が登場-市役所など市内4か所に設置 湘南エコウェーブエリアにも

エコ日記

急速充電用の充電口 

2010年1月、藤沢市役所に電気自動車(EV)用の急速充電器が設置され、19日には海老根市長自らによる、充電のデモンストレーションが行われました。

藤沢市では現在、市や企業などの専用車に計7台の電気自動車が使用されています。 その中の1台、市の公用車として使われているi MiEV(アイミーブ)には、両サイドに充電口があり、一方は通常の電源用、そしてもう一方が急速充電用となっています。 急速充電をする海老根市長 一般家庭の電圧とは異なり、200ボルトで充電するこの急速充電器を使うと、たった30分で全体の約80%を充電することができるそうです。あくまで非常用とのことですが、市役所やまちなかに設置されている充電器とそのエネルギーは、誰でも無料で利用することができます。

現時点で急速充電器が設置されているのは市内4か所(石川・藤沢橋近くのガソリンスタンドなど)で、「湘南エコウェーブ」として広域連携でエコ活動を進めている茅ヶ崎市、寒川町を含め、県内には36か所ほど設置されています。急速充電器の購入と設置は、現在国や県から全額が補助の対象となっており、引き続き設置場所は増えていく予定だそうです。

急速充電器は一部関連機材以外は全額国と県の補助の対象 

だんだんと私たちの生活にも歩み寄ってきた電気自動車の利用、今年の4月からは一般向けの販売も開始されています。車体の購入にもやはり国や県からの補助が付き、藤沢ではさらに市からの補助も加わるとのこと。電気自動車利用の環境は着々と整えられています。 では実際の使い勝手はどうなのか、電気自動車だから“走り”にはあまり期待してはいけないのでは…といった心配も無用のようです。このi MiEV号の場合、満タンで160kmの走行が可能で、最高速度は時速160kmまで出すことができるとのことで、加速の力も、走りの静かさからは想像できないようなパワーを持つそうです。

「湘南エコウェーブ」統一デザインのi MiEV 市民の方に、快適に電気自動車を利用していただくことで、藤沢から地球温暖化対策に貢献できるような、そんな優しいまちになるようにと、海老根市長は今後も積極的な電気自動車利用のアピールを続けていくそうです。

 

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