地球温暖化防止を湘南から進めよう!- 「湘南エコウェーブ」プロジェクト-湘南EVキックオフイベント

エコ日記

2市1町統一デザインのEV(電気自動車) 

神奈川県立茅ヶ崎里山公園で「湘南エコウェーブ」地球温暖化防止月間事業、湘南EV(電気自動車)キックオフイベントが行われました。

2市1町EV(電気自動車)合同導入式や、地産地消の食べ物販売など、藤沢市・茅ヶ崎市・寒川町が連携した新たな環境行動「湘南エコウェーブ」をご紹介します。

藤沢市長:海老根氏、茅ヶ崎市長:服部氏、寒川町長:山上氏 

「湘南エコウェーブ」とは、地球温暖化防止を地域から実践するための藤沢市・茅ヶ崎市・寒川町の2市1町で広域連携し、2008年11月に立ち上げたプロジェクトです。今回は、2市1町でEV(電気自動車)を合同導入した記念と、12月の環境月間にあたってのキックオフイベントでした。 EV(電気自動車)は、電気で走る環境への負荷が少ない自動車で、ガソリン車に比べCO2の排出量(使用する電気量を発電所で発生するCO2量に換算しても)が4分の1、また排気ガスを全く出さず大気にも影響がない自動車です。電気自動車普及に向け、各市長・町長からそれぞれの自治体の電気自動車購入援助制度などの説明がされました。

地産地消も地球温暖化防止対策の一つです 

エコな自動車の他には、エコな食材のご紹介です。食べ物が運ばれた距離「フードマイレージ」が少ない食材を集めたテントブースには、湘南地区で獲れた新鮮野菜の直売や、地場の食材を使った食べ物の販売が行われました。 「食べる」ことによっても、CO2削減に貢献できる方法があるのですね。

食によるエコな連携 

その中で、地元の食材を使った「藤沢炒麺」は、藤沢でとれた小麦から作った麺と、地場野菜や地産の豚肉を炒めた地産地消グルメ。 「食」と「エコ」がおいしく結びついた「藤沢炒麺」は、子どもから年輩の方々にまで大人気でした。これからも、このような地産地消の商品が増え、「食」を通じて、うまく地球温暖化防止を促進していけると良いですね。

サスティナブルな社会への第一歩 

今回のイベントでの食器は全てリユース(再利用)可能なものでした。食べ終わったら、係員のお兄さんたちのところへ食器を返却。近年、“マイ箸”や、“マイカップ”などが普及しつつありますが、こういったイベント会場でも、使い捨てのモノをなくすことは大切な取り組みです。

藤沢の子どもたちに大人気の「わけぞう君」 

ほかにも、湘南工科大学のソーラーカーの展示や、ソーラーカー工作教室、エコクイズラリー、いつも藤沢の小学生や幼稚園児にごみの分別を教えている「わけぞう君」など、エコに関するイベントが盛りだくさんでした。 湘南の都市が手を取り合って、広い地域として様々な環境問題を捉え、豊かな環境を子どもたちに伝えていく・・・そんなエコウェーブ(波)を感じた、晴れの日曜日でした。

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