地産地消のまち、藤沢-鵠(くぐひ)市場 in 鵠沼運動公園
エコ日記2日目はお天気にも恵まれました
秋も深まり、山々では紅葉が見られ始めた11月14、15日。鵠沼運動公園(八部球場)で「鵠(くぐひ)市場」が開催されました。地産地消と地域の活性化を目的に、市内で育った新鮮な野菜や魚等の販売や地域間交流を目的として、今年から始まったお祭りです。
初日はあいにくの天候でしたが、2日は見事な秋晴れとなりました。地産地消は、サスティナブル(持続可能)な仕組みの重要素。藤沢の新たなムーブメントの様子をご紹介します。
タタミイワシと煮干し、食感がたまりません
まずは藤沢市漁業協同組合の出店。片瀬漁港で獲れた新鮮な魚や貝、そして湘南名物の釜揚げしらすや干物が売られていました。試食コーナーは大混雑で、アジ酢・イワシ酢は絶品でした。 片瀬朝市でも新鮮な魚介類に出会うことができます。開催日は第1・3火曜日です。
御所見から出張してきた「ごしょみーな」も大盛況
こちらは、御所見からやってきたファーマーズマーケット「ごしょみーな」。御所見地区で収穫された色とりどりの農産物が並んでいました。南部と北部の交流により、藤沢は、海も山もあり、新鮮な魚も新鮮な野菜も手に入るまちということを実感しました。 「ごしょみーな」は毎週金・土・日曜日に御所見市民センターにて開催しています。 シモンズさんのしらすカレーパンと辻堂あんパン ほかにも藤沢の名産や、社会福祉法人のパンやクッキーなど藤沢生まれの製品がたくさん集まっていました。広場では、地域の方によるフラダンスやバトン、バンドなど、和やかな雰囲気が会場を包んでいました。
藤沢の地産地消グルメ「藤沢炒麺」
この日、一番の行列ができていたのは、「藤沢炒麺(ちゃーめん)」。藤沢にも小麦や野菜などたくさんの農産物が作られており、それを知ってもらいたいということで、市とNPO法人地域魅力が開発した新しいご当地グルメです。藤沢でできた小麦100%の麺と、神奈川県で生産量No.1を誇る豚肉や藤沢産の野菜をふんだんに使って炒めた藤沢炒麺は、まさに地産地消の逸品です。 地域の人同士、地域の中でモノが行きかうエコなまちに、また一歩近づいたような気がした鵠市場。 来年も私たちの町を見つめ直す機会と、素敵な交流が訪れるのが、今から待ち遠しくなりました。