環境問題を身近にとらえて、楽しく活動!!-ちがさき環境フェア2009
エコ日記海辺の市場で直売している農家さんの丸ズッキーニ
真夏の兆しが見えはじめた7月初旬、「ちがさき環境フェア2009」が開催されました。テーマは「未来へつなごう!環境にやさしいまち ~地球温暖化防止と自然環境の保全~」です。
7月4日、5日の2日間、24の市民団体、15社の企業、そして国や県、茅ヶ崎市が参加して行われました。その一部を今回ご紹介します。
オーテックジャパン製のミニ電気自動車
会場は、茅ヶ崎市民文化会館と、隣接している中央公園の2会場。公園には、地元の農家による直売会や、古本市、太陽光発電の展示など内容盛りだくさん。電動の原付規格の車など、最新技術の展示には子供から大人まで興味津々でした。
環境省燃料電池自動車啓発推進事業(環境研究技術ポータルサイト)による燃料電池自動車の同乗会
中でも大人気だったのは、電気自動車と燃料電池自動車の乗車体験会。電気自動車は、藤沢市からジラソーレが出張していました。あわせて人気を集めていたのは、環境省による燃料電池自動車の同乗会。実際、私も乗ってみましたが、無音のままに走り出し、ところが案外パワフルでもあり、運転が好きな方も楽しめるのではないかと思いました(加速力がスゴイ!)。一番の魅力は、排ガスを出さず、水しか出ないところ。現状では、エネルギー源となる水素をどう作るかなどの課題も多いですが、早く普及するとうれしいですね。
自由に書いた“おもいの樹”
一方、茅ヶ崎市民文化会館会場では、市民団体や企業によるワークショップや環境フォーラム、環境に関する映画の上映などが行われていました。ワークショップでは、ふろしきの包み方教室や、オリジナルマイバックづくり、自然農法野菜の試食など、生活に密着したエコのヒントがたくさんありました。
地球温暖化防止にはさまざまな視点からのアプローチがあります。私たちが直面しているこの問題は非常に大きなものですが、とても近い問題でもあります。環境というものを身近にとらえ、考え、そして楽しく行動している団体が、茅ヶ崎にはたくさんいるようでした。 藤沢、茅ヶ崎という市境を越えて、環境にやさしい活動や思いを、少しずつ繋げ、発信していけるよう、交流を深めていきたいものです。