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環境クリック募金協賛企業特集 ー 「R.garage」のスタッフが楽しみながら続けられるエコを応援 ー 不要なものに新たな価値を

藤沢市遠藤、住宅地や倉庫が並ぶ静かな地域にある「R.garage(アール・ガレージ)」は、一見おしゃれな古着・雑貨ショップ。実は、地元の廃棄物処理業者・株式会社服部商店が運営する “捨てられるもの”に新たなストーリーを与え、地域の環境課題に応える「循環の拠点」でした。


不用品がよみがえる仕組み
店頭に並ぶ商品はすべてUSED品。古着や雑貨、家具まで幅広く扱っています。専門スタッフが一つひとつ清掃やメンテナンスを行い、安心して使える状態で販売をしています。


R.garageを支えるスタッフの一人、高田将寛さんはアパレル業界から転職してきた業界のプロフェッショナルです。「最近はリピーターのお客様も増えました。『ほかにない商品がある』と喜んでもらえます」と笑顔。服部商店で働く人たちの人柄に惹かれて入社したという高田さんは、人を思いやる社員が多い大切さや、会社全体でエコの取り組みを盛り上げているのが楽しいと話してくれました。

「探すのが醍醐味」
店舗づくりを担当する高木ちずるさんは、リサイクルショップでの長年の経験を活かしています。「店内ではアウトドアやスポーツ、雑貨などジャンルごとに分けて展示していますが、その中に遊びゴコロも。」と言います。「こんなところにこんなものがあった!」という発見をお客様に楽しんでもらいたいのだそうです。 高木さんはもともと“ゴミ”に興味があったそうですが、倉庫のような空間を“映える古着屋”に変えてしまう工夫の裏には、リユースを「楽しい体験」にしたいという思いが込められていました。


掘り出し物が笑顔を生む
「掘り出し物を楽しんでいただけると、お客様が自然に笑顔になるんです。」そう話してくれたのは、黒金直人さん。リユースは単に物を再利用するだけでなく、買い手にとっては「思いがけない出会いの体験」でもあるようです。R.garageは、そんな小さな感動を毎日のように生み出す場所になっています。


「楽しむことが、エコにつながる」
「どこにでもあるリサイクルショップではなく、おもしろ味のある場所にできたら。どこにでもある品物より、今は手に入らない昔のものを面白いと思ったり、気に入った物に出会えるとラッキーと思う人たちが増えています。中古品にも抵抗がない時代にもなりました。」と語るのは、R.garageを統括する西川健太郎さん。「楽しみながら買い物をしていたら、いつの間にかエコにつながっていた。そういう流れを作りたいですね。」


R.garageに立ち寄ること自体がエコ活動
服部商店は、数十年にわたり藤沢市の一般廃棄物や産業廃棄物を担ってきた企業。2021年には市民が家庭ごみを休日でも持ち込める「湘南ecoベース」を設置し、その一角で2022年にR.garageをスタートさせました。「服部商店のトラックを見て、“R.garageを思い出してくれる人も出てきたのがうれしいです。ここでの買い物をチョイスすることが、環境問題への貢献になるんです」(西川さん)。古着や雑貨を選ぶ楽しさが、そのまま藤沢の環境を守る力になっています。


R.garageは「不用品を資源へと生まれ変わらせる拠点」であり、関わる人たちの“思い”があふれる場所でした。ぜひ一度足を運び、スタッフの方々と会話を楽しみながら、自分だけの掘り出し物を見つけてみてください。きっとその体験が、自然と環境問題の解決につながっていくはずです。


◆株式会社服部商店は環境クリック募金にも協賛していただいています
https://fj4.city.fujisawa.kanagawa.jp/oneclick/click/?id=20831

◆店舗情報
〒252-0816 藤沢市遠藤2020-1
TEL 0466−53−8712
株式会社服部商店 湘南ecoベース 遠藤倉庫内 駐車場5台
ホームページ https://clean-shonan.com/r-garage/

◆SNS
https://www.instagram.com/rgarage_hattori/