海へ、山へ、また海へ… 気さくな仲間と楽しく続けるクリーンアップ活動-クラブツーリズム 湘南エコースタッフのみなさんによるキャンペーン
エコ日記小雨降る火曜日の朝、小田急江ノ島駅に集まる元気いっぱいのみなさん
海開き前日の湘南海岸、クラブツーリズム湘南旅行センターの会員「湘南エコースタッフ」のみなさんさんによるビーチクリーンアップキャンペーンが行われました。 6月30日、天候はきわめて梅雨らしい、あいにくの小雨。しかし、そんな空模様とは裏腹に、小田急片瀬江ノ島駅には、元気いっぱいやる気満々の参加者のみなさんが、続々と集まってきました。
力を合わせば砂に埋まった網だって取り出せます
「湘南エコースタッフ」のみなさんは、エコロジー活動として、湘南の海岸や川や山の清掃活動をほぼ毎月行っています。ビーチのクリーンアップでは今回の片瀬東浜海岸の他に、鵠沼、大磯、茅ヶ崎、平塚海岸などで活動し、また先月行われた山でのキャンペーンは、厚木の飯山森林公園で実施されたそうです。片瀬海岸がステージとなったのは今回2回目で、この日の参加者は15人。藤沢、秦野、綾瀬、厚木に座間、南足柄市と、県内の各地域から来られた方たちでした。 「美味しいお店知っているのよ」と、お昼ごはんの湘南しらすのことを頭に浮かべつつもみなで和気あいあいとゴミ拾いのスタートです。
ゴミの大漁~ 達成感と一体感がつくりあげられます
この日拾ったゴミは、タバコの吸い殻、ガラスの破片、ストローの袋、陶器の破片、網、ロープ、空き缶、野球ボールに、よくわからないビニールやプラスティック製の弁当箱といろいろ。 会員の方によると、片瀬海岸は他の海岸に比べゴミの量が多いそうです。夏本番を前にして、この状況を考えると、何だか胸が痛くなります。 2時間でも、これだけのゴミが集まりました とにかく、みなで力を合わせて2時間弱の活動でたくさんのゴミを収集。「今回は比較的タバコの吸い殻が少なかったが、ガラスの破片は多かった。」など、輪になって今日の清掃活動の総括をします。その後、(財)かながわ海岸美化財団の方にゴミの回収をお願いし、今日の任務は完了です。
気づくと雨も止んで、やや光が射してきた空に、この団体の優しい爽やかな雰囲気がマッチしていました。 みなさんお疲れさまです。
一緒にハイポーズ
8月は無料環境講座が開催され、次回の活動は9月、場所は相模川河川敷です(僕も、また行ってみようかなって思っています)。参加者のお一人が「ボランティアは楽しみながらしないと続かないからね。」と言われましたが、このボランティアの極意を、改めて体感できたような気がしました。 とても和やかな雰囲気と一致団結した活動が、湘南の美しい自然を守っています。夏が終わったとき、今日の砂浜の姿が残っていますように。