講演会「神奈川県 水素エネルギー普及の取組について」(鵠沼地区生活環境協議会 環境のつどい)が開催されました!


 
2019年2月26日(火)、鵠沼地区生活環境協議会の環境のつどいにて講演会「神奈川県 水素エネルギー普及の取組について」が鵠沼市民センターで開催されました。講師には、神奈川県産業労働局産業部エネルギー課次世代自動車グループの方を迎え、水素エネルギーについての説明と、水素エネルギー普及に関する神奈川県の取組みが紹介されたほか、水素エネルギーを使って走る燃料電池自動車(Fuel Cell Vehicle、以下FCV)の見学会も行われました。

最初に、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構が制作した「Suisoなセカイへ」という動画で水素の特徴を学びました。水素は、「CO2(二酸化炭素)を出さない」、「色々なものから作られる」、「長い時間貯めて、持ち運べる」などの特徴があり、従来から産業用途として半導体工場や石油化学工場、ロケット燃料として使われています。中でも、反応させて電気をおこす燃料電池が普及し始めており、FCVやエネファームなど、私たちの生活にも目にする機会が増えてきました。
FCVは、水素と空気中の酸素とを反応させて発電した電気エネルギーを使って、モーターを回して走る仕組みで、排出するものは化学反応によって生まれる水のみという、とてもエコな自動車として注目されています。また、ガソリンや電気のように、安全に扱う技術も確立されています。

神奈川県では、2014年に「かながわスマートエネルギー計画」を策定し、水素エネルギーの普及に力を入れています。具体的には、FCVや水素ステーションの普及目標などが掲げられているほか、横浜市の風力発電所「ハマウィング」を用いて水素を作り、京浜臨海部にある工場で使用する燃料電池フォークリフトで利用するという試みが行われています。
また、FCVや燃料電池フォークリフトの購入費や水素ステーション整備費などを国などが助成する制度もあるとのことです。

講演の後は、神奈川県が公用車として使用しているFCVの見学会も行われ、参加者の皆さんは興味津々で県の担当の方に様々な質問をしていました。
水素を作る過程も自然エネルギーにすると、CO2を全く出さないというサスティナブルなエネルギーである水素エネルギー。普通に発電した電気は蓄電や送電するときにエネルギーロスが多いですが、水素にすることにより保管、輸送時のエネルギーロスがないのも特徴です。未来のエネルギーがどんどん普及していくことが、これからの地球温暖化問題解決の鍵になるかもしれません。

関連リンク:
Suisoなセカイへ(水素エネルギーナビ)
かながわスマートエネルギー計画(神奈川県ホームページ)
京浜臨海部における「低炭素水素」利活用実証プロジェクト(神奈川県ホームページ)

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