立春大吉 大豆収穫祭 in TVKカフェー藤沢から「さがみ地粉の会」と「藤沢炒麺」も参加

小学生による、大豆を育てた思い出の絵が、 壁一面に飾られていました
小学生による、大豆を育てた思い出の絵が、
壁一面に飾られていました
 日差しが柔らかくなり始め、暦では春を迎えた2月6日、横浜メディアビジネスセンターでテレビ神奈川とNPO法人大豆100粒運動を支える会による、「大豆100粒運動」のイベント「立春大吉大豆収穫祭」が横浜メディアビジネスセンター1階TVKカフェ行われました。

 料理家の辰巳芳子さんが大豆を育てることから、食の安全や食糧自給率、食育についての問題点を考えようという活動がこの「大豆100粒運動」。全国規模で展開されている活動で、現在全国250校(神奈川県では74校)の小学校と市民が参加している運動です。この日のイベントには、藤沢市から、「さがみ地粉の会」や「藤沢炒麺(ふじさわちゃーめん)」も参加し、地産地消の活動をアピールしました。
 
 
 
 
 
 
 

テミヤンさんによる大豆の歌
テミヤンさんによる大豆の歌
 大豆の国内自給率はなんと5%、納豆や豆腐を食べる国民にとってはショッキングな数字です。そこで立ちあがったのが「大豆100粒運動」です。どのような運動かというと、例えば、神奈川県相模原市津久井では、「津久井在来大豆」という大豆が作られています。

 2006年の合併により津久井郡津久井町は相模原市に合併されました。そこで津久井郡消滅をきっかけに、かつて大量に生産されていた大豆の復活により「津久井」の名前を残そうと運動が始まりました。
 
 
 
 
 
 
 

相原高校の生徒たちが作った、きな粉クッキー
相原高校の生徒たちが作った、きな粉クッキー
 1999年に400㎏だった生産量も、2009年には10tに増えました。農業体験型にした栽培方法で味噌づくりも行われています。当日イベントに来ていた市内の小学生たちは、「津久井在来からできた味噌だよ」と自分たちが関わった大豆が食品に変わっていることに喜んでいました。

 「大豆を育てることで、命について考えるキッカケになる」と辰巳芳子さんは話していました。地産地消は、命の大切さや、その土地の文化を伝えることにもつながるのです。

 
 
 
 
 
 
 

大豆に関連した商品が、たくさんありました
大豆に関連した商品が、たくさんありました
 物販ブースでは、大豆を使った食品がずらりとならんでいました。味噌、豆腐、豆乳、おからのお菓子など、私たちの食生活にかかせない食品ばかりです。神奈川県立相原高校のブースでは、学生が開発した「津久井在来大豆」を使用した「きな粉クッキー」が販売されていたほか、藤沢の「さがみ地粉の会」のブースでは目の前の石臼で、大豆からきな粉がつくられる様子を見ることができました。

 地域と連携した食育プロジェクトが展開されている相原高校では相模原市藤野の特産品「ゆず」の商品開発も行われているそうです。小学生の時には大豆を実際に栽培し、高校生がその大豆から商品を作るという、大豆を通して一つのコミュニティが作られていました。

 
 
 
 
 
 
 

大豆を育てた小学生による発表 相模原市立中央小学校4年生「大豆大研究」
大豆を育てた小学生による発表
相模原市立中央小学校4年生「大豆大研究」
 イベントブースでは、TVKのお昼番組「ハマランチョ」でお馴染みのテミヤンさん作詞・作曲による大豆の歌や、寒川高校の学生作詞・作曲大豆の歌、相模原市立中央小学校の生徒による大豆の研究の発表など、さまざまな方たちの大豆へのメッセージが送られました。

 大豆を育てることから生まれた、地産地消のムーブメントがいっぱいのステージでした。子どもたちが食物を実際に育て、食べ、命の循環を学びながら、身近な食のあり方やその生産について考えることで、地産地消の考え方もまた普及し、環境に配慮した社会にも繋がるといえるでしょう。来年も、また美味しい大豆がたくさん採れますように。春が薫った土曜日でした。

主な参加団体のホームページ
NPO法人大豆100粒運動を支える会
NPO法人トージバ
とうふ工房とちぎや


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